教育のICT化に特化した企業

校務におけるICT化

近年、さまざまな企業がICT化され、ほとんどの企業でパソコンを前にしての仕事となっています。企業においてはさまざまな業務がICT化され、効率化がおこなわれてきています。これは学校においても同様のことが言えます。一般の企業ほど普及しているわけではなさそうですが、多くの学校がいろいろな業者の校務システムを導入し、さまざまな情報として活用できるようになっています。
休み時間の10分ほどは、職員室でパソコンの入力に追われている先生方も多いのではないでしょうか。こういった点だけ見ると、忙しくなっているようにも見えるのですが、例えばテストの成績の入力など、一度行ってしまえば、一覧表や通知表などは作成する必要がなく、集計の必要もありません。ですから、トータルでみると効率化が図られているということになるのではないでしょうか。全体的に見れば、残業時間なども減少しているようです。

必須となる教育現場のICT化

最近では校務だけでなく、授業でもICT化が行われるようになってきています。生徒が各自タブレットを携えての授業を行う学校も増えてきているようです。特に小学校では2020年度から新しい学習指導要領が施行されるということもあり、その指導要領ではプログラミングが必修となっているのです。
小学校低学年からカリキュラムに加えられているのです。もちろん、低学年からプログラミングをするというわけではなく、最初は機器に慣れるといったところから始めるようです。学年が上がるにつれ、プログラミング的な要素が強くなっていくようです。こういった授業を行うには、タブレット等の機器も必要になりますし、専用のアプリケーションも必要になってきます。つまり、授業においてもICT化が必須ということになるのです。

学校のICT化に特化している企業

校務や授業のICT化に特化した企業というのがあります。校務システム等を扱っている企業です。学映システムをはじめ多くの企業があり、提案から導入、その後のサポートを行ってくれます。学映システムは佐賀県にあるICT企業のひとつですが、教育関連に特化した企業となっています。ICT企業の中で教育に特化した企業というのはそれほど多いわけではありません。
しかし、競合他社はいろいろあり、学校向けに開発しているシステムも基本は同じとなりますが、細部に違いがあります。佐賀県内であれば、学映システムはテレビCMを放送していることもあり、有名なのではないでしょうか。どこの企業であっても遠隔サポートは可能ですが、いざというときにすぐに駆け付けてくれる地場の企業というのもメリットがありそうです。